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常陸国は律令制下で「大国」かつ「親王任国」という特別な地位を与えられた。豊かな自然と東方支配の要衝としての役割がその背景にある。平将門の乱や常陸平氏の台頭、そして鎌倉幕府による守護の設置など、古代から武士の時代への変遷を辿る。
焼津神社の創建は反正天皇4年(409年)とされ、日本武尊の東征伝説に由来する。境内に並ぶ神武天皇像は、商店街から移されたもので、地域神話と国家の起源を結びつける意味合いを持つ。
静岡県、古代から中世にかけての駿河国の歴史を辿る。西之谷遺跡や登呂遺跡に見る縄文・弥生時代の暮らし、賤機山古墳が示す豪族の力、そして富士川の戦いでの武士の台頭まで、東海道の要衝としての役割と変遷を明らかにする。
古代から平安時代にかけての伊予国は、畿内と九州を結ぶ海上交通の要衝として「大国」に位置づけられた。道後温泉などの豊かな資源と地理的優位性を持ち、中央の支配を受けつつも独自の文化と自立性を育んだ。
讃岐国は旧石器時代から豊かな生活が営まれ、律令制下で「上国」と評されるほど発展した。海上交通の要衝としての立地、塩や海産物の産業、そして空海による満濃池改修などの土木技術が、その豊かさを支えた。
忌部氏は、麻の栽培から布織り、木工技術を駆使し、古代国家の祭祀に不可欠な神聖な用具や衣服を調進した氏族です。その活動は、各地の資源を中央の祭祀へと繋ぐ広範なネットワークを形成していました。
古代、現在の徳島県にあたる阿波国は「イの国」と呼ばれた可能性が指摘されている。記事では、麻栽培や祭祀を支えた忌部氏の活動、吉野川の水運、若杉山辰砂採掘遺跡など、古代阿波の歴史的役割を多角的に掘り下げる。
淡路島北部にある大和大圀魂神社。その名は日本の中央を象徴するが、なぜ畿内から離れたこの島に存在するのか。国生み神話、御食国としての役割、そして畿内の大和神社との関係から、古代国家の信仰と支配のあり方を辿る。
『肥前国風土記』は、奈良時代に編纂された地方の記録。当時の肥前国の地理、産物、海にまつわる伝説、地名の由来などを記しており、中央史書にはない地方の多様な姿を伝えている。
『出雲国風土記』は、他の風土記と異なりほぼ完本で伝わる唯一の地誌。編纂者や完成年が明記され、出雲独自の神話や詳細な地理・産物情報、信仰の広がりなどを記している。記紀とは異なる地方の視点から古代日本の姿を伝える。