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江戸時代から続く鹿児島の竹林の歴史と、治水にも役立った竹の利用法を紹介。豊富な竹資源と人々の知恵が育んだ、実用的な竹工芸の発展と、現代に息づく「角もの」の技術に迫る。
鹿児島のタケノコは、島津吉貴が持ち帰った孟宗竹がルーツ。温暖な気候と火山灰土壌、そして全国一の竹林面積が早掘りタケノコを育む。出水市やさつま町などが主要産地だが、後継者不足という課題も抱える。
姫路市太市地区は、江戸時代後期からタケノコの名産地として知られる。鉄分を多く含む粘土質の赤土と、冬場の「土入れ」などの手間暇かけた栽培技術が、白く柔らかくアクの少ないタケノコを育む。その品質は「姿は山城、味は太市」と称される。