curiosu / キュリオす
紀行で文化や歴史を綴る、好奇心をくすぐるメディア。
4 / 761 件
由良の赤ウニが特別な美味しさを持つ理由を探る。紀淡海峡の豊かな海藻と速い潮の流れ、ミョウバンを使わない鮮度管理、そして熟練の素潜り漁師の技術が、その甘みと旨みを育んでいる。北海道のウニとは異なる、澄んだ甘さが特徴だ。
赤穂の海で獲れるキジハタ(アコウ)やイボダイ(シズ)、そして坂越牡蠣。塩田の歴史を持つこの土地で、どのように海の幸が育まれ、地域に根ざした呼び名で親しまれているのかを辿る。
山口県側の瀬戸内海は、関門海峡を介した響灘からの影響で、多様な海産物が育まれる。牡蠣や赤貝に加え、トラフグやクルマエビの養殖も盛んで、地域経済を支えている。天然資源の変動に対応し、持続可能な漁業を目指す取り組みも進む。
佐賀県唐津市は玄界灘に面し、対馬暖流と大陸棚、複雑な海岸線が複合的に作用することで、多様な魚種が年間を通して漁獲される豊かな漁場を形成している。一本釣りや定置網、底引き網といった多様な漁法と藻場の保全が、この「なんでも獲れる」と言われる海の恵みを支えている。