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奈良時代に編纂された『豊後国風土記』は、大分県にあたる豊後国の地理、産物、地名由来、伝承などを詳細に記録した現存する完本の一つです。当時の地方統治の実態と、土地に根差した人々の記憶を伝えています。
『常陸国風土記』は、奈良時代初期の常陸国の地理、産物、人々の暮らし、伝承を記した貴重な史料です。国家の統治強化という背景のもと、各郡の地名由来や特産品、神話などが具体的に記述されており、古代の人々が土地をどのように認識していたかを示しています。