curiosu / キュリオす
紀行で文化や歴史を綴る、好奇心をくすぐるメディア。
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茨城県霞ヶ浦周辺で生産される「かすみ鴨」は、30年以上前に放し飼いで鴨を育てたいという思いから誕生した。長期飼育とストレスの少ない環境で育つ鴨は、旨味が凝縮され、しつこくない脂が特徴。生産者の哲学が、このブランド鴨を支えている。
鹿島神宮の森の奥に広がる御手洗池。その水は旱魃でも枯れたことがないと伝えられ、約100年かけて地層で濾過された湧水が一日40万リットル以上湧き出ている。禊の場として古くから信仰を集めてきたこの池の、変わらぬ水の秘密に迫る。
茨城県神栖市の息栖神社は、鹿島神宮、香取神宮と共に東国三社と称される。国譲り神話で武神を先導した久那斗神らを祀り、潮を退ける霊泉「忍潮井」は日本三霊泉の一つ。武神を補完する「導き」の神として、東国の信仰を支えてきた。
常陸国は律令制下で「大国」かつ「親王任国」という特別な地位を与えられた。豊かな自然と東方支配の要衝としての役割がその背景にある。平将門の乱や常陸平氏の台頭、そして鎌倉幕府による守護の設置など、古代から武士の時代への変遷を辿る。
『常陸国風土記』は、奈良時代初期の常陸国の地理、産物、人々の暮らし、伝承を記した貴重な史料です。国家の統治強化という背景のもと、各郡の地名由来や特産品、神話などが具体的に記述されており、古代の人々が土地をどのように認識していたかを示しています。