curiosu / キュリオす
紀行で文化や歴史を綴る、好奇心をくすぐるメディア。
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京都発祥の海老芋が、なぜ静岡県磐田市で全国生産量の約8割を占める一大産地となったのか。天竜川の肥沃な砂壌土と、夏の炎天下で行われる「土寄せ」などの特殊な栽培技術が、その品質を支えている。
浜名湖北岸に位置する方広寺、龍潭寺、大福寺、摩訶耶寺、宝珠寺の五つの寺院を「遠州の湖北五山」と呼ぶ。中央の権力による格付けではなく、地域の風土と人々の信仰が育んだ独自の歴史を持つ五山について、その成り立ちや特徴を探る。
遠江国は古くから東西を結ぶ要衝であり、戦乱や街道の変遷を経てきた。天竜川の舟運、浜名湖の恵み、綿花栽培から発展した遠州織物など、多様な自然条件を活かした産業が発展。近江との対比から、遠州独自の「ものづくり」精神が地域を形成してきた歴史を辿る。
静岡県袋井市は東海道の日本橋と京のほぼ中間地点にあたる。本記事では、地理的な条件や遠州三山への参詣道が交差する門前町としての役割など、袋井宿が「ど真ん中」として発展した歴史的背景を紐解く。