curiosu / キュリオす
紀行で文化や歴史を綴る、好奇心をくすぐるメディア。
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徳山駅に立つ「ふぐのふるさと」の碑は、下関が有名なフグ文化において、周南市粭島が近代漁法の革新で果たした役割を示す。延縄漁発祥の地としての歴史的背景と、地域ごとの多様なフグ文化のあり方を伝える。
山口県沿岸の砂泥底と瀬戸内海特有の潮流が、高級魚である鱧の好漁場となっている。古くから関西へ出荷されてきた鱧だが、近年は地域ブランド化や「はも塾」による技術伝承で地元消費も拡大している。
山口県は、周防国と長門国という二つの旧国から成り立っています。なぜ、どちらの旧国名でもなく「山口」という地名が県名になったのでしょうか。その背景には、盆地状の地形と、この地を本拠とした大内氏の栄華がありました。
山口県側の瀬戸内海は、関門海峡を介した響灘からの影響で、多様な海産物が育まれる。牡蠣や赤貝に加え、トラフグやクルマエビの養殖も盛んで、地域経済を支えている。天然資源の変動に対応し、持続可能な漁業を目指す取り組みも進む。
山口県周南市にある「手打ちうどん くうかい」は、元讃岐うどん職人が故郷で開業し、四半世紀近く愛され続けている。国産小麦のブレンドや釜揚げ、複数の節を使った出汁など、手仕事へのこだわりが一杯のうどんを支えている。
山口県防府市の防府天満宮は「日本三大天満宮」の一つとされるが、その根拠は道真公が太宰府へ向かう途上に立ち寄り、魂の帰還を願ったとされる逸話にある。周防国司の迅速な対応と地理的条件も重なり、「日本最初」の天満宮としての地位を確立した。
山口県防府市の玉祖神社には、黒い鶏が飼われている。これは、天照大神が天岩戸に隠れた際に夜明けを告げたとされる「常世の長鳴鳥」を神使として尊崇する神話に由来する。勾玉作りの祖神を祀るこの神社ならではの、神話と信仰が息づく風景を紹介する。
宇部市に鎮座する琴崎八幡宮の創建は、平安時代の僧・行教が嵐で宇部に漂着したことに始まる。歴代領主の崇敬と地域住民の信仰により、八幡神は宇部の総鎮守として千年の歴史を刻んできた。現代も多様な祈りを受け止める。
戦国時代、毛利氏が厳島の戦いで勝利し中国地方へ進出。関ヶ原の戦いで大幅な減封を受け、萩へ移封。この屈辱をバネに、長州藩は国内産業の振興と倹約を徹底し、独自の財政基盤を確立した。
室町時代、大内氏は交易で得た富を背景に、京都の雅と大陸の国際性を融合させた独自の文化を山口に花開かせました。応仁の乱で都から移り住んだ文化人や、明・朝鮮との交流がその形成に大きく寄与しました。